作成日:2018年5月16日
◆クリーニングしたのにシミが落ちていない!
そんな経験をしたことはありませんか?
◆クリーニングに出したら、全部のシミがキレイになって戻ってくる!
と思っていませんか?
◆簡易しみ抜き付きって言われたんだけど、全然落ちてない!しみ抜きしてないの?
と思っていませんか?
実はシミ抜きは奥が深~いものなのです。
ひと言で「シミ」と言っても、お洋服の素材や生地の状態、
シミの種類や原因により、容易に落とせるものと、落とせないシミがあります。
大切な衣類をクリーニングに出して、がっかりしないよう、シミについてちょっと説明したいと思います。
●日常生活でついたシミなのに簡単に落とせない理由があります
シミは時間の経過とともに空気中の酸素に触れ、「酸化」を起こします。
付いてからスグのシミであれば通常のクリーニングでキレイになりやすいですが、時間と共に酸化したシミは変色へと変化していきます。
(シミと変色の違いについてはこちら)
●汚れの種類と洗い方には相性があります
汚れの種類によって、どんな洗い方をするかで汚れの落ち方が全く違ってきます。
汚れの種類 その①
水溶性(汗、塩、砂糖、しょうゆ など)の場合
クリーニング洗い方:水洗いのクリーニングで汚れが溶け出しやすい
汚れの種類 その②
油溶性(皮脂、食用油、口紅、ファンデーションなど)の場合
クリーニング洗い方:ドライクリーニングで汚れが溶け出しやすい
汚れの種類 その③
不溶性(色素・ススなど)の場合
クリーニング洗い方:洗いのみでは汚れが残る。機械的作用(シミ抜き等)が必要
さて、あなたがいつも出しているクリーニングは、何洗いなのでしょうか?
シミ・汚れの落ち方が洗い方や汚れの状態と関係がある事を、少しご理解いただけましたでしょうか。
(ドライクリーニングについてはこちら)
(水洗い・Wウォッシュについてはこちらから)
(とにかく絶対シミを落としたい方はこちら)
シミは付着してからの時間が経過すると、どんどん生地に浸透し、生地を傷めていきます。
そのため、時間の経過とともに落ちにくくなります。
簡易しみ抜きは、生地に浸透していない部分についてはほぼ確実に落とすのですが、
浸透した部分は落とせない場合があります。
前項でもご説明しましたが、
汚れの種類・状態、洗い方など さまざまな要因でシミが落ちない(落ちにくい)場合があり、
通常のクリーニング工程だけでは、全てのシミが落ちる!とお約束出来るものではございません。
また、せっかくクリーニングしても、
シミが残ったままの状態でアイロンなどの熱を加えると、シミが生地に定着してしまい、さらに落ちにくくなってしまいます。
大切なコートやダウンジャケットなど、長く着用したいお気に入りのお洋服のシミは、必ずクリーニング店に相談しましょう。
おしゃれ洗濯便では、専門知識を習得したシミ抜き職人が対応します。
簡易しみ抜きでは落とせないシミも、しっかり状態を分析し1つ1つに適した対応をします。
さまざまなシミの種類や衣類の素材に対応する為、
たくさんの薬剤を調合し個々のシミにあった効果のある薬剤を使います。
日々研修を重ね経験がある職人だけが作業を行いますので安心してご依頼ください。
また、「一般的に落としにくい」「落ちない」と言われる難しいシミにも出来るだけ対応いたします。
これ落ちるかな。など 気になるシミがある場合は、当店自慢の有料しみ抜きをご利用ください。
ごく一部の条件の場合、熟練の技術者でも、どんな薬剤を使用しても落とせないシミがあります。
詳しくはこちらをお読みください(準備中)。
▶ シミではなく、変色(脱色している)
▶ 衣類の生地が傷んでいて処理が施せない